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音象徴
オノマトペが語を構成する音韻と、語が表す感覚イメージとの間に、強い結びつきをもつこと。例えば、オックスフォード大学のCharles Spence教授らを中心に行われた研究の中に「Ruki」「Lula」という無意味後の2つは、「Ruki」がしょっぱいイメージ、「Lula」が甘いイメージと結びつくことが示唆されています。
電気通信大学の坂本研究室では、コーラ、コーヒーなどの飲料に醤油を入れて美味しくなくしたり、炭酸飲料をいれてテクスチャーを変えることで、被験者の反応がどのように変わるか実験を行いました。オノマトペで感想を述べてもらうと、美味しくてテクスチャーの良いものは/s/ /h/ /a/ /t/ などが使われ、美味しくなくてテクスチャーの良くないものは/g/ /b/ /z/ /i/ /n/ などが使われる傾向がありました。これより、味覚的に快い印象を持つものは/s/ /h/ /a/ /t/といった音との結びつきがあることがわかります。
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