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年賀状のイメージをAIが定量評価!?

更新日:9月12日


年賀状のイメージをAIが定量評価

今年も早いもので残すところあと1ヶ月ほどとなりましたね。

新年には、多くの人々が感謝や幸福を表す手段として年賀状を送り合いますが、皆さんは2024年の年賀状の準備は出来ていますでしょうか?

近年はハガキだけでなくメールなどで挨拶をする方も増えていますね。そんな年賀状ですが、新年最初の挨拶としての年賀状は特別な印象を残すものですので、相手にどのような印象を与えるのかは重要となります。







そこで、年賀状の印象をAIで定量評価し、どのような印象が伝わるのか確認してみました。今回扱う年賀状はこちらの3つ。


AIで定量評価を行った年賀状
AIで定量評価を行った年賀状(左から年賀状1,年賀状2,年賀状3として定量評価)


どれも素敵な年賀状ですが、総合評価は以下の結果となりました。総合的な評価にはあまり差はなく、好まれているかどうかの好意度や、品質感などどれも同じ程度の印象値です。



年賀状のイメージをAIが定量評価
年賀状1,2,3の定量評価結果


次に質的な差がどのようにあるのか確認したところ、下記の通りの評価となりました。一番左の年賀状1は激しく強い印象です。また、和風な印象も少し感じられています。赤い龍が印象的で、今にも動き出しそうな躍動感が感じられますが、定量的にもその印象が評価されています。次に中央の年賀状2ですが、こちらは自然で和風な印象が強くなっています。確かに、自然を感じられるような植物の挿絵があったり、富士山に日の丸といった和風テイストなので、しっかりとそのイメージが伝わっていることがわかります。そして一番右の年賀状3は安心感があり楽しく陽気なイメージです。柔らかい色合いが用いられており、文字も丸みをおびている点からそのようなイメージが伝わっているのではないでしょうか。



年賀状のイメージをAIが定量評価
年賀状1,2,3の定量評価結果



年賀状から感じられるなんとなくのイメージを、AIによって定量評価することで、はっきりと違いを認識することが出来ました。これで新年のご挨拶がどのような印象で伝わるのか、しっかりと確認してコントロールすることが可能ですね。




今回は年賀状の印象を定量評価してみましたが、感性AIの感性AIアナリティクスは、その他にもチラシやWEB広告のクリエイティブ、さらには消費財などの商品パッケージなどの印象も、消費者の評価を学習したAIによって定量評価することが可能です。技術の進化によって、我々の日常の様々な要素が新たな視点から見直され、より豊かなコミュニケーションが生まれていきます。その波に乗りコミュニケーションの構築について一緒にアップデートしていきましょう。




ネーミング、キャッチコピー、パッケージを評価するAI


 


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