オリンピック、甲子園…先週のトレンドは？ １週間のトレンドを分析！

トレンドを把握し、自社製品へ取り込むことはマーケターにとって重要です。トレンドは消費者の興味や需要を反映します。

トレンドを自社製品へ取り込む方法のひとつに、広告やコンテンツへトレンドキーワードを使うことがあげられます。広告などにトレンドキーワードを使うことで、自社製品をより多くの顧客に届けられたり、顧客の満足度を高められたりできます。またメディアやSNSで取り上げられる機会も増え、自社ブランドの認知度も高められます。

「ニュース分析機能」でトレンドを把握

トレンドを把握し、取り入れるためには日々のニュース確認が大切です。弊社サービス『感性ＡＩアナリティクス』にはニュースを手軽に確認できるニュース分析機能があります。ニュース分析機能は５つの細かい機能に分かれており、さまざまな視点でニュースを把握できます。

今回はニュース分析機能を使って、先週（２０２４年８月９日～８月１５日）のトレンドを見てみます。さらにトレンドから、広告やコンテンツへ入れるとよいキーワードを選びます。

先週のトレンドは？

まずは先週のトレンドの移り変わりを見ていきましょう。１週間分のトレンドを把握するためには、週間トレンドキーワード機能が便利です。下の画像は先週（２０２４年８月９日～８月１５日）のトレンドキーワードです。

これらのトレンドキーワードをニュース内容ごとに分類すると大きく６つに分けられます。

①地震、②オリンピック、③甲子園、④台風、⑤岸田首相不出馬、⑥終戦記念日の大きく６つに分けられます。

②のオリンピックに着目すると、入っているトレンドキーワードの数から、オリンピックは先週なかば（１２日）で話題が弱まったとわかります。

③の甲子園は先週のはじめ（９日）に少し話題となり、終わり（１３～１５日）に大きな話題となったとわかります。先週の最終日（１５日）にもキーワードが入っているため、今後も話題が続くと推測できます。

そのためトレンドキーワードを自社製品へ取り入れる場合、甲子園に関するものを選ぶとよさそうです。

トレンドカテゴリーは？

次にカテゴリーごとのトレンドキーワードを見てみましょう。こちらのカテゴリーキーワード機能では、どのカテゴリーのキーワードが多いか確認できます。そのためトレンドとなっているカテゴリーがわかります。

こちらは２０２４年８月１５日時点でのカテゴリーキーワードです。

カテゴリーごとのキーワード数を見ると国際、ビジネス・経済、ファッションカテゴリーのキーワードが多いですね。

今回キーワードを取り入れる「甲子園」は、スポーツのカテゴリーに入ります。スポーツの欄を見るとキーワードの数から、比較的話題が大きいカテゴリーだとわかります。今回「甲子園」に関するキーワードを取り入れてよさそうです。

詳細なトレンドキーワードを見る

続いて、詳細なトレンドキーワードを確認しましょう。これにはワードクラウド機能が便利です。

こちらは２０２４年８月１５日時点のワードクラウドです。話題が大きいほどワードサイズも大きくなります。

自社製品の広告には、大きく表示されたワードを選んだほうがよいですが、「甲子園」に関するワードは固有名詞が多いですね。広告やコンテンツへ取り入れることは難しそうです。そのため今回は「サヨナラ勝ち」を取り入れるとよいかもしれません。

ワードクラウドの「サヨナラ勝ち」をクリックすると、Googleにおける検索回数の推移が見られます。推移を見ると２０２４年４月から８月にかけて一定して検索されており、これ以降も話題が続くと推測できます。

関連するトレンドキーワードは？

先ほどのワードクラウド機能を使って「サヨナラ勝ち」を広告やコンテンツに取り入れると決めました。他にも「サヨナラ勝ち」に関連するキーワードを見たい場合は、共起ネットワーク機能が便利です。この機能では特定のキーワード（「サヨナラ勝ち」など）に関連するキーワードがわかります。

図にある「サヨナラ勝ち」に目を向けると、「鶴岡東」（高校名）が結ばれています。

「サヨナラ勝ち」と直接結ばれているキーワードは「鶴岡東」のみですが、「鶴岡東」から線をたどると「勝利」「進出」「エース」などのキーワードに行きつきます。これらのキーワードは「サヨナラ勝ち」に関連するため、広告やコンテンツなどにも取り入れてもよいかもしれません。

いかがでしたでしょうか？ 『感性ＡＩアナリティクス』のニュース分析機能を使うと手軽にトレンドを把握できます。また自社製品に取り入れるとよいトレンドキーワードがわかります。ぜひニュース分析機能を使ってトレンドを取り入れ、顧客の心をつかむ広告やコンテンツを作ってみてください！

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