簡単!『感性AIアナリティクス』マニュアル
更新日:9月2日
『感性AIアナリティクス』にある基本的な機能の使い方とデータの見方(みかた)を、画像付きで丁寧にご説明します。
【マニュアル目次】
機能の使い方と結果の見方(みかた) ① 連想語マップ 1 テキスト 2 音韻 3 画像 4 便利機能 ② 感性評価 1 テキスト テキスト「プロダクト別」 テキスト「セグメント別」 2 音韻 3 画像 画像「プロダクト別」 画像「セグメント別」 4 便利機能 ③ テキストマイニング 1 単語頻度分析(ワードクラウド) 2 共起ネットワーク 3 文書クラスタリング 4 オノマトペ感性評価アンケート 5 二文書間比較 6 類似文取得 7 ポジネガ分類 8 文章要約 ④ ニュース分析 1 キーワード 2 キーワードオノマトペ 3 共起ネットワーク 4 カテゴリーキーワード 5 週間トレンドキーワード
1. ログイン方法
まず『感性AIアナリティクス』のページへアクセスしましょう。アクセスすると下の画面が出てきます。右上にあるログインをクリックしましょう。
メールアドレスとパスワードを入力しログインをクリックします。
下のような画面が表示されます。次にサービスをクリックしましょう。
その後再びメールアドレスとパスワードを入力し、サインインをクリックします。
そうすると『感性AIアナリティクス』の使用画面が出てきます。以上でログイン完了です。
2. 機能の使い方と結果の見方(みかた)
『感性AIアナリティクス』の機能は大きく下の4つに分けられます。
① 連想語マップ
② 感性評価
④ ニュース分析
①から④の順に機能の使い方と結果の見方(みかた)をご説明します。
① 連想語マップ
『感性AIアナリティクス』の1つ目の大きな機能である連想語マップ機能についてご説明します。連想語マップ機能とは、調べたい対象(テキストや音韻など)から連想する語をマップで表示する機能です。
連想語マップ機能には下の4つの細かい機能があります。
①-1 テキスト
①-2 音韻
①-3 画像
①-4 便利機能
それぞれ詳細をご説明します。
①-1 テキスト(連想語マップ)
まずはテキストの連想語マップ機能についてご説明します。この機能では、テキスト(言葉)から連想する語のマップを表示します。
はじめに連想語マップ欄にあるテキストをクリックしましょう。
そうすると下の画面が表示されます。次に評価するテキストに調べたいテキスト(キャッチコピーなど)を入力しましょう。
今回はキャッチコピー「とろ~りクリーミー、極上アイス」を入力しました。その後、評価するセグメントで調査対象者の属性を選びましょう。最後に評価するをクリックしましょう。
そうするとテキストに対する連想語マップが表示されます。
見方:キャッチコピー「とろ~りクリーミー、極上アイス」から、贅沢・甘い・夏などの単語を連想する可能性があるとわかります。
また連想語マップにある単語を右クリックするとさらに連想語が表示されます。今回「夏」から連想する単語「真夏」を右クリックしました。
見方:真夏という単語から、夏休み・ビーチ・海・浴衣などの単語を連想する可能性があるとわかります。
①-2 音韻(連想語マップ)
次に音韻の連想語マップ機能についてご説明します。この機能では、言葉の音(※)から連想する語のマップを表示します。
※ 言葉の音は「きゃ」など単語でない音や、「アイス」など単語である音いずれも含みます。音韻について詳しく知りたい方はこちら!
まずは連想語マップ欄にある音韻をクリックしましょう。
そうすると下の画面が表示されます。次に評価する音韻に調べたい言葉を、ひらがなまたはカタカナで入力しましょう(どちらで入力しても結果は変わりません)。
今回はザクザクを入力しました。入力したら評価するをクリックしましょう。
そうすると言葉の音に対する連想語マップが表示されます。
見方:ザクザクという言葉の音から、わくわく・脈拍などの単語を連想する可能性があるとわかります。
また連想語マップにある単語を右クリックするとさらに連想語が表示されます。今回「わくわく」から連想する単語「ときめき」を右クリックしました。
見方:ときめきという単語から、出会い・夢などの単語を連想する可能性があるとわかります。
①-3 画像(連想語マップ)
最後に画像の連想語マップ機能についてご説明します。この機能では、写真やイラストから連想する語のマップを表示します。
まずは連想語マップ欄にある画像をクリックしましょう。
そうすると下の画面が表示されます。次に画像をアップロードしましょう。アップロードはPNGまたはJPG画像を選択をクリックするとできます。
今回はアイスクリームのポスター写真をアップロードしました。画像をアップロードした後、評価するセグメントで調査対象者の属性を選びましょう。最後に評価するをクリックしましょう。
そうすると画像に対する連想語マップが表示されます。
見方:アイスクリームのポスターから、冷たい・ガラス容器などの単語を連想する可能性があるとわかります。
また連想語マップにある単語を右クリックするとさらに連想語が表示されます。今回アイスクリームのポスターから連想する単語「冷たい」を右クリックしました。
見方:冷たいという単語から、氷・冷静などの単語を連想する可能性があるとわかります。
①-4 便利機能(連想語マップ)
連想語マップを保存できる便利機能があります。この機能を使うと、いつでも保存したマップを確認できます。保存方法は次のとおりです。
連想語マップの結果画面下方に連想語を保存ボタンがあります。こちらをクリックしましょう。
そうすると下の画面が表示されます。保存をクリックしましょう。これで保存完了です。
保存したマップは画面左側にある新しいプロジェクトから確認できます。確認する場合は新しいプロジェクトをクリックしましょう。
そうすると保存済みのデータが表示されます。▽をクリックすると保存したマップを確認できます。
② 感性評価(機能の使い方と結果の見方)
次に『感性AIアナリティクス』の2つ目の大きな機能である感性評価機能についてご説明します。感性評価機能とは、調べたい対象(テキストや音韻など)に持つ印象がわかる機能です。顧客が対象にどのような印象を持つか予測できます。
感性評価機能には下の4つの細かい機能があります。
②-1 テキスト
②-2 音韻
②-3 画像
②-4 便利機能
詳細をそれぞれご説明します。
②-1 テキスト(感性評価)
まずはテキストの感性評価機能についてご説明します。この機能ではテキスト(言葉)に対する印象を評価します。
まずは感性評価欄にあるテキストをクリックしましょう。
すると下の画面が表示されます。
②-1-1 テキスト「プロダクト別」
まずはプロダクト別のテキスト機能についてご説明します。プロダクト別機能では、複数のテキストを同時に印象評価します。
はじめに評価するテキストに、調べたいテキストを入力しましょう。テキストは1から5個まで評価できます。2個以上の場合には、1個入力したら改行しましょう。今回は「もふもふ猫ちゃん」と「ふわふわ猫ちゃん」を入力しました。
次に評価するセグメントから調査対象者の属性を選びましょう。選んだら最後に評価するをクリックしましょう。
そうすると、テキストに対する印象評価のグラフが複数表示されます。
まず、下のような総合評価の結果が表示されます。総合評価の結果では、好意度・インパクト・品質感の数値がわかります。調査するテキストが2個以上の場合には比較もできます。
見方:好意度を見ると、ふわふわ猫ちゃんのほうが、もふもふ猫ちゃんに比べてやや高いとわかります。
次に印象項目ごとの評価結果も表示されます。印象項目とは下にある、嬉しい・穏やかな などの形容詞のことです。今回は嬉しい・穏やかな・良い・安心感のある などの印象項目が表示されていますね。
印象項目は合計43ペア、86個あります。評価したい印象項目を自由に選び、見られます。選ぶときは、右の▽をクリックしましょう。
右の▽をクリックすると印象項目が出てきます。チェックボタンをクリックすると評価したい印象項目を選べます。
またポジショニングマップも表示されます。ポジショニングマップとは調査対象に持つ印象の関係をマップであらわしたものです。印象の偏りがすぐにわかります。
見方:グラフの縦軸を見ると「活発な―落ち着いた」があります。次に右側にある○に着目すると「もふもふ猫ちゃん」のほうが「ふわふわ猫ちゃん」に比べて数値が高く、落ち着いた印象が強いとわかります。
グラフの縦軸と横軸にある印象項目は自由に選んで設定できます。右の▽をクリックすると印象項目が表示されます。
表示される印象項目をクリックして設定できます。
さらに調査対象をカテゴリーごとのサンプルデータ(※)と比べられます。
※ サンプルデータは弊社が独自で生成したものです。
種類の右にある▽をクリックしましょう。
するとカテゴリーリストが表示されます。リストから比べたいカテゴリーを選んでクリックしましょう。
今回は「ペット用品のキャッチコピー」を選びました。下の図は「ペット用品のキャッチコピー」と調査対象(ふわふわ猫ちゃん・もふもふ猫ちゃん)を比べたグラフです。灰色の○(ペット用品のキャッチコピー)にカーソルを当てると、データ内容がわかります。下の図では「愛と冒険、尾っぽで語り合う。」にカーソルを当てています。
見方:灰色の○(ペット用品のキャッチコピー)と緑色の○(ふわふわ猫ちゃん・もふもふ猫ちゃん)を比べると、「ふわふわ猫ちゃん」「もふもふ猫ちゃん」ともにサンプルデータの範囲内にありますね。ペット用品のキャッチコピーであると、顧客へ瞬時に伝えたい場合には調査対象が適しているとわかります。一方個性を出したい場合にはもう少し調査対象を工夫すると良さそうです。
また印象項目のグラフも表示されます。これにより印象項目の数値を確認できます。下にあるバーを移動し、表示する印象項目を増やしたり減らしたりもできます。
下のグラフの結果は、「ふわふわ猫ちゃん」に焦点を当てたもので、印象項目も「ふわふわ猫ちゃん」の数値が高い順に並んでいます。この焦点を、もう1つの調査対象である「もふもふ猫ちゃん」にも当てられます。
下のもふもふ猫ちゃんをクリックすると「もふもふ猫ちゃん」の数値が高い印象項目の順に並べられます。
また調査対象が今回のように2個以上の場合、印象項目における数値の差が大きい順に並べられます。並べるときには2つの対象の差をクリックしましょう。
2つの対象の差をクリックすると下のようになります。
見方:落ち着いた・明るいなどで調査対象の、印象の差が大きいとわかります。
また総合評価や印象項目ごとの偏りも表示できます。表示するには、すべての評価項目の右にある▽をクリックしましょう。
▽をクリックすると下の画面が表示されます。緑色の○が調査対象(ふわふわ猫ちゃん)、灰色の○が平均の位置をあらわします。
見方:上の総合評価では平均と比べて好意度・インパクトに偏りがあるとわかります。また下の感性評価では温かい・安心感のある・嬉しいなどに偏りがあるとわかります。(1つ目の調査対象(ふわふわ猫ちゃん)の結果を表示しています。)
さらに感性評価ごとの予測の説明も表示できます。これを表示すると、感性評価の結果がなぜそのようになったのか評価項目ごとに確認できます。表示するには感性評価ごとの予測の説明の右にある▽をクリックしましょう。
次に感性評価項目をクリックし、確認する項目を選びましょう。
今回は「暗い―明るい」を選びました。そうするとグラフが表示され、評価結果がなぜそのようになったのかを確認できます。
見方:「もふもふ猫ちゃん」の、も・猫 が暗い印象、ふも・ふ・ちゃん が明るい印象に寄与する可能性が高いとわかります。
②-1-2 テキスト「セグメント別」
次にセグメント別のテキスト機能についてご説明します。セグメント別機能では、複数の調査者属性に対して同時に印象評価します。
まず上にあるセグメント別をクリックしましょう。その後評価するテキストに調べたいテキストを入力しましょう。今回は「もふもふ猫」を入力しました。入力後、評価するをクリックしましょう。
そうすると下の画面が表示されます。表示されたら次に、着目するセグメントから調査対象者の属性にチェックを入れましょう。
今回は20代と60代にチェックを入れました。チェックを入れると、下にあるグラフ表示が変わります。
見方:「もふもふ猫」の好意度は20代と60代で同じである可能性が高いとわかります。一方、インパクトは60代のほうが強い可能性が高そうです。
他にもグラフが表示されますが、②-1-1 テキスト「プロダクト別」機能と使い方、見方は同じです。そちらをご参照ください。
②-2 音韻(感性評価)
次に音韻の感性評価機能についてご説明します。この機能では言葉の音(※)に対する印象を評価します。
※ 言葉の音は「きゃ」など単語でない音や「アイス」など単語である音いずれも含みます。音韻について詳しく知りたい方はこちら!
まずは感性評価欄にある音韻をクリックしましょう。
そうすると下の画面が表示されます。次に評価する音韻に、調べたい言葉をひらがなまたはカタカナで入力しましょう(どちらで入力しても結果は変わりません)。言葉は1から5個まで入力できます。2個以上の場合には、1個入力したら改行しましょう。
今回は、ぷわぷわ・ぽわぽわ・ぷくぷくを入力しました。入力したら評価するをクリックしましょう。
そうすると、言葉の音に対する印象評価のグラフが複数表示されます。
まず、下のような印象項目ごとの評価結果が表示されます。印象項目とは下にある、やわらかい・マイルドな などの形容詞のことです。今回は、やわらかい・マイルドな・親しみのある・温かい などの印象項目が表示されていますね。
印象項目は合計43ペア、86個あります。評価したい印象項目を自由に選び、見られます。選ぶときは、右の▽をクリックしましょう。
右の▽をクリックすると、印象項目が出てきます。チェックボタンをクリックすると評価したい印象項目を選べます。
他にもグラフが表示されますが、②-1-1 テキスト「プロダクト別」機能と使い方、見方は同じです。そちらをご参照ください。
②-3 画像(感性評価)
最後に画像の感性評価機能についてご説明します。この機能では画像(写真やイラスト)に対する印象を評価します。
まずは感性評価欄にある画像をクリックしましょう。
すると下の画面が表示されます。
②-3-1 画像「プロダクト別」
まずはプロダクト別の画像機能についてご説明します。プロダクト別機能では、複数の画像を同時に印象評価します。
はじめにPNGまたはJPG画像を選択をクリックし、調べたい画像をアップロードしましょう。
2枚以上の画像をアップロードしたい場合は、画像を追加をクリックして追加しましょう。最大5枚までアップロードできます。
今回はハロウィンのパッケージ画像を2枚アップロードしました。次に評価するセグメントから調査対象者の属性を選びましょう。選んだら最後に評価するをクリックしましょう。
そうすると、画像に対する印象評価のグラフが複数表示されます。
まず、下のような総合評価の結果が表示されます。総合評価の結果では、好意度・インパクト・品質感の数値がわかります。調査する画像が2枚以上の場合には比較もできます。
見方:グラフを見ると、好意度・インパクト・品質感すべてにおいてパッケージ2(オレンジ色のパッケージ)が高いとわかります。
他にもグラフが表示されますが、②-1-1 テキスト「プロダクト別」機能と使い方、見方は同じです(※)。そちらをご参照ください。
※ テキスト機能にはポジショニングマップが表示されますが、こちらの画像機能にはポジショニングマップは表示されません。
②-3-2 画像「セグメント別」
次にセグメント別のテキスト機能についてご説明します。セグメント別機能では、複数の調査者属性に対して同時に印象評価します。
まず上にあるセグメント別をクリックしましょう。その後評価する画像に調べたい画像を1枚アップロードしましょう。今回はハロウィンのパッケージ画像をアップロードしました。
次に、評価するセグメントから調査対象者の属性を選びましょう。今回は20代と60代を選びました。選んだら評価するをクリックしましょう。
そうすると、画像に対する印象評価のグラフが複数表示されます。
まず、下のような総合評価の結果が表示されます。総合評価の結果では、好意度・インパクト・品質感の数値がわかります。
見方:ハロウィンパッケージ画像の好意度・インパクト・品質感どれもが、20代と60代でおおむね同じである可能性が高いとわかります。
他にもグラフが表示されますが、②-1-1 テキスト「プロダクト別」機能と使い方、見方は同じです(※)。そちらをご参照ください。
※ テキスト機能にはポジショニングマップ・感性評価ごとの予測の説明が表示されますが、こちらの画像機能には表示されません。
②-4 便利機能(感性評価)
調査を手助けする3つの便利機能があります。
1つ目はデータ非表示機能です。調査対象が複数ある場合、グラフが見づらいときがあります。そのときはグラフ上にある調査対象名をクリックしましょう。そうするとクリックした調査対象のグラフを非表示にできます。下の画像の場合、調査対象名「もふもふ猫ちゃん」をクリックし、グラフを非表示にしています。この機能は棒グラフやポジショニングマップにも使えます。
2つ目はデータ保存機能です。この機能を使うと、いつでも保存したデータを確認できます。保存方法は次のとおりです。
結果画面の下方に評価結果と連想語を保存ボタンがあります。こちらをクリックしましょう。
そうすると次の画面が表示されます。保存をクリックしましょう。これで保存完了です。
保存したデータは画面左側にある新しいプロジェクトから確認できます。確認する場合は新しいプロジェクトをクリックしましょう。
そうすると保存済みのデータが表示されます。▽をクリックすると保存したデータを確認できます。
3つ目の便利機能は機能をみつけるボタンです。
調査画面右下にある機能をみつけるをクリックすると、評価対象の入力から分析までの流れを見られます。また、流れにある項目をクリックするとその箇所へ画面を移動できます。
③ テキストマイニング
次に『感性AIアナリティクス』の3つ目の大きな機能であるテキストマイニング機能についてご説明します。テキストマイニング機能とはテキストの分析をする機能です。テキストマイニング機能には下の8つの細かい機能があります。
③-1 単語頻度分析
③-2 共起ネットワーク
③-3 文書クラスタリング
③-4 オノマトペ感性評価アンケート
③-5 二文書間比較
③-6 類似文取得
③-7 ポジネガ分類
③-8 文章要約
③-1から③-8の順に、機能の使い方と結果の見方をご説明します。
③-1 単語頻度分析(ワードクラウド)
単語頻度分析(ワードクラウド)機能では、最大50万文字分のテキストの、単語頻度(単語が出てくる回数)を表示します。
まずは頻度分析したいテキストを本文へ入力しましょう(※)。
※ 直接入力せずファイルアップロードでも文章を入力できます。TXTまたはCSVファイルを選択をクリックするとアップロードできます。
今回は『感性AIアナリティクス』の説明文を入力しました。入力した後、作成するをクリックしましょう。
そうするとワードクラウドが表示されます。頻度が高い単語は大きく表示され、低い単語は小さく表示されます。
見方:ネーミング・テスト・キャッチコピー・パッケージデザイン・瞬時などの出てくる頻度が高いとわかります。
頻度はグラフでも表示されます。
③-2 共起ネットワーク
共起ネットワーク機能では、テキストのなかで共起する単語(隣り合う単語)の組み合わせを線で結び、単語の関係を表示します。
まずは共起分析したいテキストを文のリストへ入力しましょう(※1)。このとき、1文を入力するごとに改行をしましょう(※2)。
※1 直接入力せずファイルアップロードでも文章を入力できます。TXTまたはCSVファイルを選択をクリックするとアップロードできます。
※2 文末に句点がある場合には、区切り文字に「。」と入力することで、改行せずとも分析できます。
今回は『感性AIアナリティクス』の特徴を5文入力しました。入力した後、作成するをクリックしましょう。
そうすると共起する単語のネットワーク図が登場します。バーを動かして表示する単語の数を調節できます。
見方:印象と結果・結果と分析・分析と比較などのつながりがあるとわかります。
共起回数のグラフも表示されます。
見方:いずれの単語ペアも2回ずつ共起している(隣り合っている)とわかります。
単語欄から特定の単語を選び、表示するグラフを絞ることもできます。
見方:分析という単語には、画面・商品・比較・結果・行う・セグメントが共起するとわかります。
③-3 文書クラスタリング
文書クラスタリング機能では、文書内の文をグループに分けて表示します。グループに分けることで、文書の全体像を把握できます。
まずは分析したいテキストを文のリストへ入力しましょう(※1)。複数の文を入力することで、分析できます。文を入力するとき、1文ごとに改行をしましょう(※2)。
※1 直接入力せずファイルアップロードでも文章を入力できます。TXTまたはCSVファイルを選択をクリックするとアップロードできます。
※2 文末に句点がある場合には、区切り文字に「。」と入力することで、改行せずとも分析できます。
今回は『感性AIアナリティクス』の特徴を入力しました。入力した後、作成するをクリックしましょう。
そうすると結果が表示されます。今回は2つのグループに分けられました。
見方:1つ目のグループ(クラスタ1)では『感性AIアナリティクス』の細かい特徴を示しています。また2つ目のグループ(クラスタ2)では『感性AIアナリティクス』の大まかな特徴を示しています。これら2つのグループにより、『感性AIアナリティクス』が持つ特徴の全体像がわかります。
③-4 オノマトペ感性評価アンケート
オノマトペ感性評価アンケート機能では、複数のオノマトペに対する総合印象評価を表示します。この機能は、オノマトペを答えるアンケートの分析に有効です。回答にあるオノマトペを入力することで、調べたい対象に持つ印象がわかります。
まずは、オノマトペをオノマトペのリストへ入力しましょう(※1)。複数のオノマトペを入力することで分析できます。オノマトペは、1個入力するごとに改行しましょう(※2)。
※1 直接入力せずファイルアップロードでも文章を入力できます。TXTまたはCSVファイルを選択をクリックするとアップロードできます。
※2 区切り文字に特定の文字を入力すると、改行せずとも分析できます。
今回は、ぷらぷら・ぽわぽわ・ペチペチ・ベチベチ・どんどんを入力しました(ひらがな・カタカナどちらで入力しても結果は変わりません)。入力した後、評価するをクリックしましょう。
そうすると結果が表示されます。中心線を基準に印象の偏りがわかります。
見方:一番下の段を見ると、調査対象の単語が野性的な印象に偏っているとわかります。
③-5 二文書間比較
二文書間比較機能では、2つの文書を比べてそれぞれの文書にある単語を表示します。この機能により、単語の観点から文書の特徴がわかります。
まずは文書1と文書2それぞれに、比べたい文章を入力しましょう(※)。
※ 直接入力せずファイルアップロードでも文章を入力できます。TXTまたはCSVファイルを選択をクリックするとアップロードできます。
今回は、文書1に『感性AIアナリティクス』の機能①、文書2に『感性AIアナリティクス』の機能②の文章を入力しました。入力した後、比較するをクリックしましょう。
そうするとさまざまな結果が表示されます。
まずはワードクラウドです。それぞれの文書のみにある単語が表示されます。
次に頻度グラフです。それぞれの文書のみにある単語の数が表示されます。
次に特徴語です。それぞれの文書に多い単語が表示されます。
最後に特徴語スコアです。それぞれの文書において、特徴のある語のスコアが表示されます。一段目の「評価」が文書1の特徴語スコア、二段目の「分析」が文書2の特徴語スコアです。
見方:文書1では「評価」、文書2では「分析」が特徴のある語だとわかります。文書2の「分析」は特徴語スコアが+1.0と高く、大きな特徴であるとわかります。
③-6 類似文取得
類似文取得機能では、指定文と候補文の内容における類似度合いを表示します。
まずは検索文(クエリ)へ、類似度合を調べたい文(指定文)を1文入力しましょう。
次に候補文のリストへ、類似度合いを調べたい文(候補文)を入力しましょう(※1)。このとき、1文を入力するごとに改行をしましょう(※2)。
※1 直接入力せずファイルアップロードでも文章を入力できます。TXTまたはCSVファイルを選択をクリックするとアップロードできます。
※2 文末に句点がある場合には、区切り文字に「。」と入力することで、改行せずとも分析できます。
今回は『感性AIアナリティクスの特徴』について、指定文と候補文を入力しました。入力した後、取得するをクリックしましょう。
候補文のなかで指定文と類似度合が高いものが、順番に表示されます。
見方:リストの一番上にある文が指定文と類似度がもっとも高いとわかります。
③-7 ポジネガ分類
ポジネガ分類機能では、文がポジティブ・ネガティブ・ニュートラルのいずれに分類されるかを表示します。
まずは文のリストへ文を入力しましょう(※1)。このとき、1文を入力するごとに改行をしましょう(※2)。
※1 直接入力せずファイルアップロードでも文章を入力できます。TXTまたはCSVファイルを選択をクリックするとアップロードできます。
※2 文末に句点がある場合には、区切り文字に「。」と入力することで、改行せずとも分析できます。
今回は『感性AIアナリティクス』の特徴を3文入力しました。入力した後、作成するをクリックしましょう。
そうすると結果が表示されます。ポジティブ・ニュートラル・ネガティブの割合が表示されます。
見方:上の割合を示すグラフから、ポジティブな文が約7割、ニュートラルな文が約3割であるとわかります。またグラフ下のポジティブ・ネガティブ・ニュートラルの分類を見ると、2文がポジティブ、1文がニュートラルであるとわかります。さらに文の右側を見ると予測確率があります。ポジティブに分類された2文は「ポジティブ」と判断される確率が高いとわかります。
③-8 文章要約
文章要約機能では、要約した文章を表示します。
本文へ要約する文章を入力しましょう(※)。
※ 直接入力せずファイルアップロードでも文章を入力できます。TXTまたはCSVファイルを選択をクリックするとアップロードできます。
今回『感性AIアナリティクスの特徴』を入力しました。入力した後、要約するをクリックしましょう。
要約結果に要約した文章が表示されます。
④ ニュース分析
最後に『感性AIアナリティクス』の4つ目の大きな機能であるニュース分析機能についてご説明します。ニュース分析機能とはニュース記事を分析し、トレンドワードを確認できる機能です。
ダッシュボードにある最新のトレンド欄にはトレンドワードが表示されます(※)。大きな話題であるほど、ワードサイズも大きくなります。
※ 直近7日間で登場したワードと比べたときに、その日固有のワードを表示する仕組みとなっています。
見方:震度6弱・臨時・小林製薬などが大きく表示され、これらがトレンドワードであるとわかります。
ニュース分析機能には下の4つの細かい機能があります。
④-1 キーワード
④-2 キーワードオノマトペ
④-3 共起ネットワーク
④-4 カテゴリーキーワード
④-5 週間トレンドキーワード
④-1から④-5の順に、機能の使い方と結果の見方(みかた)をご説明します。
機能を使うため、はじめにニュース分析をクリックしましょう。
そうするとニュース分析画面が表示されます。次にニュース分析する期間を設定しましょう。
まずは期間をクリックして、期間の単位(日・週・月)を絞ります。次に対象をクリックして、細かい期間(日づけ・週・月)を絞ります。
今回は期間を2024年8月12日に設定しました。
それでは4つの細かい機能についてご説明します。
④-1 キーワード
キーワード機能では、詳細なトレンドワードがわかります。
見方:2024年8月12日のトレンドワードは、東海大相模・明徳義塾・閉会式・閉幕などであるとわかります。
またワードをクリックすると左上にニュース検索ボタンが表示されます。こちらをクリックするとニュース画面へ移動し実際のニュースを確認できます。
またワードをクリックすると、そのワードが検索された回数の推移が見られます。
見方:8月4日から10日に「閉会式」の検索回数が急増したとわかります。
④-2 キーワードオノマトペ
次にキーワードオノマトペ機能です。この機能ではオノマトペに特化したトレンドワードがわかります。
使い方、見方は ④-1 キーワードと同じです。そちらをご参照ください。
④-3 共起ネットワーク
次に共起ネットワーク機能です。この機能ではトレンドワードの共起ネットワーク図が見られます。
共起ネットワーク図とは、ご自身で指定した期間に掲載されたニュース記事のうち、その記事にあらわれたワード同士を結んだ図です。共起ネットワーク図から主要なワードや、ワード同士の関係がわかります。
共起ネットワーク図が見づらいときは画像ダウンロードがおすすめです。画像ダウンロードをクリックしてダウンロードしましょう。
こちらがダウンロードした共起ネットワーク図です。
見方:パリ・五輪・台風5号・夏の甲子園などの円が大きく、主要なトレンドワードであるとわかります。また、パリと五輪は太い線で結ばれており、密な関係だとわかります。
また共起ネットワーク図が複雑で見づらいときは、表示するワード数を調節しましょう。バーを移動すると調節できます。
こちらがワード数を調節した後の共起ネットワーク図です。
見方:台風5号と、大雨・東北・横断・影響などのワードが線でつながっています。この図からニュースでは「台風5号横断による大雨の影響」が取り上げられていると推測できます。また特に「東北への影響」が取り上げられていると推測できます。
さらに共起ネットワーク図にあるワードをクリックすると、左上にその単語を含むニュースタブが表示されます。タブをクリックするとGoogleニュースの検索結果ページへ移動します。
こちらがGoogleニュースの検索結果ページです。
④-4 カテゴリーキーワード
次にカテゴリーキーワード機能です。カテゴリーキーワード機能では、カテゴリーごとのトレンドワードがわかります。カテゴリーは全部で8つです。
ワードをクリックするとGoogleニュースの検索結果ページへ移動します。今回は生活カテゴリーの「応援」をクリックしました。
そうすると「応援」のGoogleニュース検索結果ページへ移動します。
④-5 週間トレンドキーワード
最後に週間トレンドキーワード機能です。週間トレンドキーワード機能では、一週間のトレンドワードやその推移がわかります。
見方:8月7日に「智弁学園」など甲子園に関するワードが出始め、甲子園が話題になり始めたとわかります。ただ、本格的に話題になり始めたのは8月12日だと、ランクインするワードの数を確認するとわかります。
ワードをクリックするとGoogleニュースの検索結果ページへ移動します。今回は「藤波朱理」をクリックしました。
クリックすると「藤波朱理」のGoogleニュース検索結果ページへ移動します。
さっそく使ってみましょう!
感性AIアナリティクスにはさまざまな機能があります。ぜひ試してみてください!
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