ブランドとは?意味や定義を分かりやすく解説|具体例有|感性AIコラム
更新日:2023年12月27日
ブランドは身近な存在ではありますが
意外とその概念や定義をしっかりと把握されている方は少ないのではないでしょうか?
そこで、今後5回に渡ってブランドについて考えを深めて行きたいと思います。
ブランドとは何か?ブランディングとは何か?などブランドに関して丁寧に解説しているお役立ち資料はこちら。
マーケティングにおけるブランド価値と、感性価値も合わせて解説しています。
日常で身近なブランド
ブランドというと、いわゆる高級で高価格なハイブランドを
イメージされる方も多いかもしれません。
しかし、ブランドは食品や飲料、日用品、化粧品といった身近なものから、
医薬品、電化製品、車、保険サービス、通信サービス等、
幅広い商品・サービスに存在しています。
黄色いマークのハンバーガーのブランドや、
緑色の人魚をシンボルとしたコーヒーブランド。
考えてみるとたくさんありますよね。
このようなブランドは、
知っていたり親しみがあるだけでそちらのブランドを選びたくなりますし、
愛着のあるブランドには多めにお金を払っても良いと感じたり、
多少の悪評も気にならなかったりします。
良いブランドはそれだけでマーケティングにおける優位性を発揮出来るのです。
具体例はたくさん思いつきますが、
では、これらブランドの正体とは一体何なのでしょうか?
ブランドとは何か?(ブランドの定義)
ブランドという言葉のそもそもの始まりは、焼印を押すburnedであると言われています。
家畜に焼印を押すことで、自己の所有する家畜と、他者の所有する家畜を区別していたのです。
そしてアメリカ・マーケティング協会では、ブランドを次のように定義しています。
「個別の売り手もしくは売り手集団の商品やサービスを識別させ、
競合他社の商品やサービスから差別化するための
名称、言葉、記号、シンボル、デザイン、あるいはそれらを組み合わせたもの」
このように、
商品やサービスを他の商品やサービスから識別させ、
差別化を可能にしてくれるものがブランドなのです。
そして、その構成要素には
ネーム、ロゴ、シンボル、スローガン、パッケージ、ジングル、キャラクター
といったものがありますが、これらのことをブランド要素と呼びます。
(ブランド要素の1つであるネームに関する「坂本真樹先生のネーミング講座」はこちら)
ブランドとブランド要素の具体例
ここで、具体的な例を考えてみましょう。
例えば、ペットボトルで売られている天然水。
中身の水だけではどこのメーカーによって売られているのか識別するのは困難です。
しかし、商品名やロゴ、パッケージのデザイン、CMで使われているジングルなどの要素によって構成される「ブランド」があることで、
こっちの商品の方が好きだな。
こちらはなんだか健康的な感じがする。
といったようにそれぞれ別の商品であると識別することが出来るのです。
商品やサービスを他の商品やサービスから識別させ、差別化を可能にしてくれるブランド。では、その優位性はどのように生まれているのでしょうか。
次回は、この問いを紐解くべく、ブランディングについて考えていきたいと思います。
ブランド価値に関するお役立ち資料はこちら。
マーケティングにおけるブランド価値と、感性価値も合わせて解説しています。
マーケティングにおいて重要な感性を紐解いていくことで、ブランド強化に繋げる方法を感性AI CEOが丁寧に解説いたします。
第1回 ブランドとは?
弊社ではこのような技術等を紹介するメールマガジンを発行しています。
購読をご希望される場合は、Contactページからご連絡をお願いします。
Facebookでも情報更新しています!
Comments